Kengonの書きたいブログ

狸小路商店街最重要思想家 兼スノーボーダー

タワーマンション

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今日もブログが書きたくて仕方がない。

 

タワーマンションの部屋の値段は、階の高さに比例して上る。だが、間取りは各階、階が違っても大体、同じだ。よって、部屋の機能として、実質的な住み心地は同じだ。違うのは窓から見える景色だ。だが、脳には馴化という機能があり、やがてその景色にも慣れる。

 

幸福度をタワーマンションに例える。

ある一定のライン(このタワーマンション自体に住めること)を突破すれば、生活水準(タワーマンションの階)が異なっても、幸福度は大して変わらないものと、考えている。

 

年収がある程度の金額を突破すると、それ以降、幸福度はほぼ横ばいになるという、調査結果がある。(余談だが、突破したあとに一旦幸福度が、下がる地点がある、というのも興味深い)

 

極端な話、ウォーレン•バフェットやビル•ゲイツが毎日毎日超絶ハッピー気分で生活しているとは思えない。お金、健康、仕事、家族、友人があってほどほどの幸せを、感じる一方で、彼らも彼らなりの悩みや不安があって、そこそこ不幸も感じながら生活していると思う。我々と同じように。

超絶に眺めのよい景色の窓の部屋なのだろうが、彼等は、既にその眺めの良さには馴化している。

 

格差社会と言われているが、日々実感する幸福度の格差は、そんなに無いのではと思う。

 

だが、例でいうと、タワーマンション自体ではなく、その庭など、外に住んでいる、一定のライン以下の人々は存在する。衣食住がままならない、暴力の恐怖に晒されている、などのレベルだ。

 

その人達とは確実に、幸福度の格差は存在するので、そこを埋める政策は必要である。