Kengonの書きたいブログ

狸小路商店街最重要思想家 兼スノーボーダー

心の反応

今日もブログが書きたくて仕方がない。

心は反応したがりである。対象は、なんでも良いのだ。とにかく反応し続けていたいのである。悩みの種は尽きない。今考えている悩みの種が解決出来たとしても、今は眼中に無い、新たな悩みが繰り上がり、具現化し、反応の対象になるだけである。いつか、いつの日か、悩みの種が全て尽きる日が来るのではないか、と考えることは幻想に過ぎないのである。

特にネガティヴに反応したがるものだ。私はネガティヴな事にちゃんと(?)向き合っている(?)のだ、と思うことで、安心感を得たいのでは無いか?とも思っている。ネガティヴな考えに反応し、不安を感じる中で安心感も感じる?という、矛盾しているような状況。相反する2つの感情が併存する、という心情はしばしばあり得ると、かのモンテーニュも言っていることである。

今日は散歩中に、昔のテレビドラマを思い出し、そういえば、あの俳優さんは全く最近は見かけないと思い、売れてないのだろうか、と勝手に悲しい気持ちになった。

さっさと俳優業から引退して、今では別な好きな事をやっていて、幸せに?暮らしているかもしれないのに。それにそもそも、その俳優さんの人生は、私の生活とは全く無関係である。特にとても好きな俳優さんだったわけでもなく、そういえばこんな俳優さんがいたなぁ、という程度の方である。

それなのに、その俳優さんの今を案じ、苦を感じた次第である。そして、このブログにその事を今書き綴っている位なので、その想いに執着しているとも言える。本当に、心は何にでも反応し、執着してしまうものなのだと、痛感するばかりである。