Kengonの書きたいブログ

狸小路商店街最重要思想家 兼スノーボーダー

リバウンド

今日もブログが書きたくて仕方がない。

太るのはあっという間だ。中には体重が増えないという悩みをお持ちの方もいらっしゃるが、私自身は体重を増やすのであれば、一気に急激に増やす事が可能な体質であると思う。これは急激に骨筋肉量を増やすのでは無く、体脂肪をつけて体重を増やす、ことが出来る、という意味だ。実際急激に体脂肪が増えてしまったことが、これまであった。

だが、増えた体重を減らすのは難しい。漸次的に減らすしか無い。皮肉、いや、残酷であると言って良いだろう。急激に脂肪が増えたからといって、急激に適切に減らせるものでは無いのだ。身体が適切な状態へ、戻る、行き着く速さとは比例しないのである。無理な断食や、水分摂取を断ったりでもすれば、急激に一旦は落ちるだろう。だが、すぐにリバウンドする。極度の食事制限はストレスを伴う。一旦は目標体重に達するかもしれないが、リバウンドはほぼ確実に起きる。

私は以前、リバウンドなど心持ち方次第だと考えていたが、人間のココロの弱さを知った。極度のストレスからの解放。そこからのリバウンドを向かい打てる精神力?のある人は本当にレアな人だと心から思う。運がいい人と、言ってもいい。強運の持ち主だ。

以前より流行りの低炭水化物ダイエットも、今考えると誠に恐ろしい。特に、運動を伴わない低炭水化物ダイエットだ。単純に糖質をカット、という方法だ。その他のルールは無い。食べる量の制限、カロリーの制限も無い。脂身をいくら取ろうとOKである。運動も特に必要ない。なんともシンプル極まり無い。至極キャッチーである。

確かに、この低炭水化物ダイエットで一定の体重まで落とすことは可能だった。万人にとって可能では無いとは思うが、私には可能であった。私は経験で知った。10年程前には成功した。恐らく、運動を並行してやっていたのが功を奏したのかもしれない。だが、ここ数年で、再度挑戦したのだが、違和感を感じた。脂肪と一緒に筋肉まで落としている実感があった。目標体重をクリアしたとしても、そのシルエットは‥‥、望んだ体型には行き着けないと確信した。いわゆるスキニーファットという状態だ。筋肉量と脂肪量のバランスが悪い。隠れ肥満という状態になる可能性が高い。胸板は筋肉が落ちて薄くなり、お腹はポッコリと出ている。

適切な食事、運動、睡眠。正しい減量の方法は、つまるところ、これしか無い。近道は無い、というより、これこそが、近道である。本当に地味だ。真実はいつも地味である。

プロテイン(P)、ファット(F)、カーボン(C)。つまりは、PFCバランスの管理。マクロ栄養素の管理である。これは本当に地味だ。地味すぎて、キャッチーなダイエット記事には、ほぼ出てこない地味レベルなので、出てきたとしても完全に、私が今までスルーしてきた概念である。だが、今ではこれしか無い。

と、今の脳は、主観が、そう思っているにすぎない。のだとは思う。また後で振り替えて、違う、と思うことはおおいにありそうだが、結局は、最終的には、そこに辿り着くのではないかと思っている。

なお、筋トレとダイエット、どちらか一方でも続ける、継続させるのは至難の業であるのに、どちらもやろうとするのはハードルが高い。かなり高い。従い、まずは体型は気にせずに、筋トレに取組むのが吉だ。

とは、いっても身体のシルエットに心は反応してしまうものだ。街中のショーウィンドウに体型のシルエットが映るのを毎日みるのであるから。