今日もブログが書きたくて仕方がない。
『食えなくなる。』
この言葉は本能に訴えかける。
行政のセーフティネットが張られている現代ではそんなことはないのに、だ。(日本で年間一桁程の餓死者は実際にいるらしいが、かなりの特殊ケースである)
脳に関する書籍を複数読んでいるが、どの本も、脳はいまだに狩猟時代のままである、というのが通説だ。アップデートがほぼされていない。食べられないことは死に直結することであり、脳が全力で避けようとする。『食えなくなる』という、ワードにも敏感に反応してしまうのだ。よく考えれば、そんなことは無いのに、だ。
言葉通りではなく、比喩的に用いられるワード、とは頭で分かってはいるが、実際に食べられない飢餓感、恐怖感を想起させるワードである。
言葉に効力がある。故に、いまだに世のパワハラ上司が好んで使っているパワーワードだ。
『食っていけないぞ!』『食えなくなったらどうするんだ?』
私も、実際にこの言葉を言われた事がある。
食えなくなる、ということは無い。
安くてカロリーが高いものはいくらでも売っている。むしろ現代では、カロリーが高いもの程、安い。菓子パン、食パン、スナック菓子、お米…もか? 主に炭水化物だが。お金がない人程、肥満の人が多い。というのはその為だ。