今日もブログが書きたくて仕方がない。
三上(みかみ)さん、の事ではない。
中国の故事に「三上」(さんじょう)という言葉がある。
馬上・枕上・厠上にいるときにいい文章が思いついた役人の話。文章を考えるのに最も都合がよいという三つの場面がある。馬に乗っているとき、寝床に入っているとき、トイレに入っているとき。である。
とくに、「馬上」。
現代だと「車上」にあたるだろう。一人でドライブしてるとふと良いアイデアが出たりする。馬上だと馬の闊歩のリズム。車だと高速道路の継ぎ目のリズムがある。この等間隔のリズムも考え事によい影響があると考えている。列車も線路の継ぎ目にリズムがある。
長い距離を移動することは、その環境に長くいることでもある。私の好きな言葉で「アイデアは移動距離に比例する」という、ハイパーメディアクリエイター高城剛さんの言葉がある。この「馬上」の考えにリンクすると思う。
なお、この言葉には、遠い土地程、文化が異なり、そこからアイデアを得られる可能性も高い、という意味があるとも勝手に考えて、そう解釈を私はしている。知らんけど。
敢えて、確認はしていない。
確認できるのか否かは知らない。
敢えて、しないでいる。