Kengonの書きたいブログ

狸小路商店街最重要思想家 兼スノーボーダー

本を売る

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今日もブログが書きたくて仕方がない。

 

私は本を買って、読んだら売っている。とても良い本だと思って、手元に残したい場合はKindle版を買って、本自体は売る。物理的な紙本は嵩張り、部屋を、精神を圧迫する。大概の場合、本棚から再び出す事は無い。良い本であって、紙本で残しておきたいと思っても、以後ほぼ読む事は無い、と自覚した。Kindle版については、その後、頻繁に読み返すことが多い、と、自分を知った。

 

Kindle本は定価より少し廉価であるが、やはり中古価格と比べると高い。それでも欲しいと思う本は買う。紙本自体は売ることになるが、その相場価格があまりにも低いと、やはりモヤモヤするのである。本の内容は値段に比例しないものだなあと、思うことがしばしばある。出品しても全く売れず、2冊セットという荒技も駆使してほぼ叩き売りのような価格で売る。出来れば、本を捨てるという行為をしたく無いのである。売る手間を考える費用対価が悪いが、精神衛生上、それが最適解だと思う場合は売る。捨てる時もある。

 

売る場合、全く買手が付かないと、叩き売りのような価格に設定せざるを得ない。Kindle価格の1/10程の価格になる場合もある。ようやく買手が見つかるが、果たしてこの方はラッキーなのか?とも思う。この内容の本を、この低価格で手に入れられて良いなぁ、と思う一方で、安い価格で買ったことによって、無意識にも本の内容を軽んじてしまって、良い読書体験にならないのでは無いだろうか?と心配になるのである。