Kengonの書きたいブログ

狸小路商店街最重要思想家 兼スノーボーダー

認知バイアス

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今日もブログが書きたくて仕方がない。

 

様々な認知バイアスがある。ある、といっても、脳の思考傾向を、専門家が勝手に括って、勝手に提唱した概念である。絶対的に、存在する概念では無い。(そもそも絶対的に存在する概念など無い) しかし、その括り方には私は概ね賛同している。認知バイアスを意識する事で、精神衛生上、生活しやすくなったことを実感している。

 

認知バイアスには意味があると考えている。

生存に有用な一面があるから故、人間に備わってきたはずだ。

例えば、「利用可能性ヒューリスティック」という認知バイアスがある。

 

利用可能性ヒューリスティック、あるいは想起ヒューリスティックとは、自分の入手しやすい情報や、思い出しやすい情報に頼って判断することです。 自分の身の回りの出来事や印象的だった記憶、友人やネット上の口コミなどをもとに判断するため、状況によっては大きな偏りが出る場合があります。Wikipedia

 

この認知バイアスのお陰で、スピーディーに行動を判断出来る。判断の速度が生死に関わる場合があった。草むらの奥に猛獣の気配を感じる。その気配が段々近づいてくるのが分かる。逃げるべきか、留まるべきか、熟考している間に、猛獣に食べられてしまうだろう。

 

時に有用な認知バイアスであるが、時に不利益をもたらす場合もある。そんな認知バイアスが常に、脳内に存在しているという事を、明確に自覚し、都合のいい時だけ、意図して外せる術を手にしたいものである。

 

脳は、時に恐ろしい程賢く、時に愛すべき程アホ、である。