今日もブログが書きたくて仕方がない。
知識の呪縛という認知バイアスがある。
知識の呪いとも言われるが、知識の呪縛という表現の方が、私は気に入っている。
知識の呪いは、他人とコミュニケーションを取っている個人が、自分の知っていることは、他の人も知っていると思い込んでしまい、そのことについてあまり知らない人の立場を理解することができなくなってしまう認知バイアスである。wikiより。
何か本を読んで、新たな考え方を知る。すると、何故か、周りの他人も、その考えを知っているだろう、という思考回路で、その相手と会話してしまう事がある。知識の呪縛である。酷いと、知っていないことに憤りすら感じてしまうケースもある。
あたかも、その考えが世の中の共通認識のように考えてしまう。無論、相手がその考えを知っている場合もあるかもしれないが、一般論とは異なる少し尖った考えの場合、その可能性はかなり低い。だが、何故か、相手も理解している、という前提で話してしまって、あとから、ハッっとする事がある。
相手と理解を深めた会話をしたいのであれば、その点を理解し、必要に応じて、その考え方を相手に説明する事が肝要である。だがそれをしばしば億劫に感じてしまっていることに気付く。