Kengonの書きたいブログ

狸小路商店街最重要思想家 兼スノーボーダー

対峙

今日もブログが書きたくて仕方がない。

 

何か問題があると、逃げ出してはいけない、対峙しなくてはならない、なんとかして克服しなければならない、という考えに一旦必ず至るのは、幼少の頃より染み付いた思考回路だ。いわゆる世間一般的な考えだと思う。血の滲むようような努力をして克服できたようなエピソードがあれば、なおヨシだ。両親、学校、TV、ドラマ、映画、本、漫画、アニメから、大方その思考回路は作られてきたのだと思う。

 

近年、多読をするようになってから、様々な視点が手に入った。問題に立ち向かうだけが全てではなく、むしろ問題は解決するな、という逆説的な考えに触れられたことも、面白い。

 

物事を理解することと、それに感情で反応することは別だという事に気付けた。物事をただ理解することに専念し、感情による無駄な反応はしない。これは逃げではない。(時には逃げること、撤退することは必要、である。)逃げることによる、自己否定感は生まれない。 これまで「理解」と「反応」を一緒くたにしてきた。反応、判断まで行わ「ねば」ならないという想いが苦を生んできたのだと思う。

 

ただ、理解につとめ、じゃあどうするか?を落ち着いて、丁寧に考える。
そして淡々と実行する。

 

余計な判断、反応は、しなくて、良いのだ。