Kengonの書きたいブログ

狸小路商店街最重要思想家 兼スノーボーダー

語学力

今日もブログが書きたくて仕方がない。

遅ればせながらの記述となるのだが、私は先週に台湾へ旅行へ行った。目的は食べ歩きである。本場の魯肉飯(ルーローファン)が食べたかったのである。それさえ達成できれば100点の旅行である。他のことが出来れば加点である。無事に100点は取った。

旅行中はカタコトの英語と中国語で何とかなった。超カタコトなのに何とかなった。特に困ることも無かった。少しはあったかもしれないが、もはや何も覚えていない。そんなレベルだ。上記食べ歩きの目的を達成するには十分だった。もはや、超カタコトでも生活はできる、いや、出来てしまうのではないか?と実感した。

支障なく生活できるのであれば、脳はそれで十分と判断して語学力をそれ以上に向上させようとはきっと思わないだろう。現地で生活すれば、自然と語学力は向上していくだろうというのは、幻想なのだろうと実感した。現地に数年住んでも、現地語がカタコトのままの人もいると聞いたが、真実なのであろう。明確に、現地の人と密に交流して人間関係を築きたい、楽しみたい、というリビドーがあること、もしくは現地語が出来ないと生活が絶望的に出来ない、といった状況でないと、その言語レベルを一定以上に引き上げるのは困難であると改めて思う。

数年前にニューヨークに渡った、お笑い芸人の綾部さんは未だに英語が話せないという。芸人という観点からそのような状況設定のほうが面白いから、本当はそこそこ話せるようになっているが、「話せない」ということにしているのだろうと思っていたが、あながち本当に話せないのかもしれない。お仕事は日本語が通じる環境から得ていらっしゃるようであり、米国在住と言えども、英語が絶対的に必要な環境ではなさそうだ。と、ネット記事からの推測に過ぎないのではあるが。

環境が人を変えるともいうが、安易に海外に行って定住しただけで、あとはほぼオートマチックに、話せるようになる方向で脳が学習意欲を持ち始める?だろうという、というのは幻想のようだ。

今回の旅行は英会話学習のモチベを高めるという目的もあった。ならば、英語圏の国へ行きなさいよとツッコミはあるだろうが、いきなりの未知の英語圏の国へ行くことにはビビってしまい、昔行ったことのある異国である台湾を手始めにしようと思ったことは、正直に告白しておこう。次は英語が公用語であるシンガポールを考えているが、機内泊になる程の飛行機の滞在時間の長さにビビっている。恐らく眠れない。