Kengonの書きたいブログ

狸小路商店街最重要思想家 兼スノーボーダー

未完了

今日もブログが書きたくて仕方がない。  

とある職場を退所するときに、シャチハタ印鑑を置き忘れた。友人でもあった元同僚が気づいて、預かってくれているという。お礼をいい、折を見て、こちらへ送ってもらえるように頼んだ。だが、待てど暮らせど、届かない。催促をしたが、好意で預かってもらっている手前、あまり強く催促することができなかった。結局、1年以上経過した後に、やっと届けてもらった。

その間、私は、とてもとてもモヤモヤした。それなりに少々思い入れのあるシャチハタ印であったが、値段が張るわけではない。印鑑1個である。たかが印鑑1個に何故に私はそれまでの苦しみを感じているのか?たかが印鑑1個ではないか?と自分を責めてすら、いた。だが、値段は関係ないのである。人にものを預けて、返してもらっていないという、未完了のタスクが、私の脳内メモリを占領し続けているのである。未完了のタスクの存在は、エネルギーを確実に奪う。そのせいで、脳のパフォーマンスは、大きくは決してないが、だが永続して、その分確実に低下させていることは確かなのである。モヤモヤの原因はそこにある。

値段は関係ない。やっとの事で返してもらえて、タスクを完了とさせることができた。その友人とは、それ以来は疎遠となった。今考えてもモヤモヤとしてしまう。いや、反応してはいけない。明らめるとしよう。

この場合の、一つの正解を今考えるに、一向に送ってくれる様子が無いのであれば、思い切って、もう要らないのでそちらで処分してくれと、連絡して、秒でタスクを完了とさせることだ。それでメモリ解放だ。モノにも執着しては、いけない。次回同じような事があれば、この教訓を生かす。