Kengonの書きたいブログ

狸小路商店街最重要思想家 兼スノーボーダー

体温調節

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今日もブログが書きたくて仕方がない。

 

部屋で作業していると、何かモヤモヤする。少し汗ばんでいる。少し厚着をしているようだ。そのまま作業を続行する。モヤモヤはイライラに変わる。

 

体温調節を甘くみてはいけない。思う以上に、身体に負担をかけ、心にストレスを与える。

 

昔、富士登山をした事がある。その時に、横道で登山インストラクターが、団体登山客にレクチャーをしていた。立ち聞きした内容を、良く思い出す。体力が奪われてしまうので、登山中の体温調節は面倒でも、小まめに行うこと。必要に応じて、着ている物を調節しましょう。と言った内容だったと思う。

 

汗をかいてしまっていることに、対峙してしまう。そのまま「頑張って」作業を進めようとしてしまう。不快であるが、克服しようとしてしまう。対峙バイアスだ。着ているものを脱ぐのは面倒臭いという心理もある。何かを面倒臭いと考えると、更にモヤモヤは積もる。

 

「汗をかいて頑張って作業をしている自分」に酔いしれている気持ちもある。これは快楽だ。一旦、話が脱線するが、フランスの思想家モンテーニュは、不幸の感情は必ずしも一辺倒ではなく、相反する快楽の感情も併存する事がある、と言っている。

 

苦を伴えば、その分、必ず見返りがあると、考えるバイアスもある。(そんなシステムはこの世に実装されていない)

 

そんな、もろもろの理由で、上着を脱がずに作業を続行してしまう。

 

最適解は、暑さを感じた事をトリガーにして、無感情で、秒で、上着を脱ぐ事だ。

 

そのようなトリガーを、小まめに、日常生活にコツコツとセットしていく事が肝要である。それが積み重なって、やがて大きなゆとりを生む。