Kengonの書きたいブログ

狸小路商店街最重要思想家 兼スノーボーダー

羅生門

今日もブログが書きたくて仕方がない。

 

なかなか眠りにつけない事がある。

何かヒーリング音楽やホワイトノイズを聴いて床に入れば眠れるという話はよく聞くが、どうもうまくいかない。そんな中知ったのが、芥川龍之介の「羅生門」の朗読音声を流しながら目を瞑るとよく眠れるとの話だ。なお、私は羅生門を通読したことは一回もない。実際にやってみたところ、ヒーリング音楽やホワイトノイズより、私にとって効果があるようだ。何故か、眠くなってくる。話は全く覚えていない。話の筋がほぼ頭に入ってこないのだ。入っていないということは、良い感じに朦朧状態になっていると感じる。むしろあらすじが分かってはいけないと思っている。今の所、誰だか知らないが、どっかの誰かが羅生門で雨宿りをしている、という事しか話を把握していない。それ以上把握したくない。むしろ把握してしまう、ということは、それだけ眠れなかったことであるので、把握してしまうことは恐怖ですらある。数回続けている。その度に今日は羅生門のストーリーを把握してしまったらどうしようと思うのだが、今の所も、誰かが雨宿りをしている、までしか分かっていない。かなりこの方法は効果的である。継続してこの方法が使えるのならば、羅生門のストーリーは一生把握したくない。と、思っている。