今日もブログが書きたくて仕方がない。
とある新進気鋭の哲学者の本の中で、
スティーブ・ジョブズのスタンフォード大学卒業式スピーチの内容が批判されていた。
私はこのジョブズのスピーチが好きである。
なのでそれを読んでモヤモヤした訳であるが、絶賛されるばかりではなく、反対意見もあって然りだ。完全に感情論で、モヤモヤするのである。
やはり、自分の好きなものを批判されると怒りの感情が穏やかではなくなる。誰しもそうだと思うので、表立って他人が好きなものを批判することは避けている。
かといって、人の批判を著書で書くべきでは無い、という訳では決してない。自分で出版しているのだから書きたいことを思う存分、表現の自由の範囲内でいくらでも書けばいい。しかし、そのような文章をみると、自分の中で反論を考えなければ、気持ちが落ち着かないので、非常に面倒くさいのである。反論を著者本人のTwitterアカウトにぶつけるといったことは、多分絶対しないし、他人にぶつけて同意を得ようというわけではないが、自分の中で整理を付けたいのである。
なので、本を読んでいて文脈にそんな気配を感じたら、そっ閉じするのが、幸せだ。私の好きなモノを批判する存在に対する、不毛な反論にエネルギーと時間を費やすのはもったいない。
的確な批判で、新たな気付きを与えてくれる可能性を排除するリスクもある。対峙する気力があれば戦ってみるのもまた一興だろう。