Kengonの書きたいブログ

狸小路商店街最重要思想家 兼スノーボーダー

排水口

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今日もブログが書きたくて仕方がない。

 

浴室、洗面所、排水口の流れが悪いととてもモヤモヤする。苦を感じる。呼吸が止まる。流れがよく、スムーズに流れていくの見るととてもスッキリする。

 

排水口の手入れは心理的にハードルが高い。毎回覚悟が必要だ。だが、対価として得られるスッキリ感は、報酬として魅力的である。

 

悪いものも、良い物も、流していく。悪いものは勿論、良い物でさえも、執着を産み、今の行動を縛るならば、流してしまうのだ。それもまた、岡本太郎氏がいう「積み減らし」である。

 

毎日シャワーを浴びて、お湯が排水口に流れていく様を見て、それをトリガーに、私は「積み減らし」を意識する事が出来ている。

 

良いモノでさえも、流す。これは難しい。

私は最近、長年使ってきたセミダブルベッドの寝心地の良さを再認識した。これを手放そうと思惑しているが、中々にハードルが高い。

 

私の好きなマンガの一つに「天」がある。カイジの作者のマンガである。(麻雀マンガであるが、私は麻雀の知識は皆無に等しい。)

 

積み上げてきたモノに、縛られて身動き出来ない状況になっていないか?

自死を望み、死の間際である天才ギャンブラー、アカギが、ヤクザの大親分に、問いかけるシーンがある。(天18巻。麻雀マンガだが、麻雀シーンはこの巻、ほぼ皆無である。前述アカギと、その自死を止めようとする主要キャラクター達との問答シーンがメイン、という特殊な巻である。この巻だけでも読める。)

 

良いモノでさえも排水口に流せるか、否か。この差は恐ろしく、想像以上に大きい。

天-天和通りの快男児 18

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