Kengonの書きたいブログ

狸小路商店街最重要思想家 兼スノーボーダー

ブラックボックス

今日もブログが書きたくて仕方がない。

 

ブラックボックスのままででいいことは、ブラックボックスのままでいい。ブラックボックスの中身を理解出来たとしても、自分の達成しようとしている目的に、1ミリも役に立たないことはある。

 

例えば、車に乗って、伊豆へドライブへいく。

車の運転操作に関して、ごくシンプルに言えば、アクセルを踏めば走る、ブレーキを踏めば止まる。これに、プラスアルファの知識で十分だ。

 

アクセルを踏む事によって、エンジン内部にガソリンが噴霧され…、プラグによってエンジン内に爆発が起こり…、クランクが回転し…、シャフトに動力が伝導し…、その結果、タイヤが回転し… そんな知識は伊豆へのドライブにおいては1ミリも役に立たない。アクセルを踏んで車が走るまでの過程はブラックボックスのままでいい。

 

ブラックボックスの中身を頑張って理解した君は偉い!我々は、そんな頑張る君をちゃんと見ていた。なので、君には特別に他の人より安全に早く、伊豆に着けるよう配慮してあげよう、というシステムを、運営側は用意していない。

 

車の運転に限らず、物事について、無駄にブラックボックスの中身を理解しようしていないか?無駄に時間とエネルギーを消費していないだろうか? 根拠もなく、その努力が、なんかいい感じに報われるんじゃね?と思ってしまってはいないか? でも報われないのは、努力が足りないから?

そう安易に考えて、さらに努力を続け、縛られて、執着して、苦に囚われてしまう。

 

ブラックボックスの中身を理解する事自体が楽しいのであれば、大いに結構だ。皮肉ではない。

ただ、本来の目的を優先させるなら、後回しでもいいだろう。