今日もブログが書きたくて仕方がない。
「エフォートレス思考」という本が好きだ。
その中で書かれているストームトルーパー(※)の話が好きだ。
6歳の頃からストームトルーパーのコスチュームを手に入れてなりきってみたいという夢を持ち続けて、その夢に実は縛られていたという話だ。著者は、いつしかその夢に対して心に引っかかりを持ち続けるようになった。ようやく実現する日が来たのだが、それは空虚であり、長年背負い続けた荷物をやっと降ろすようなものだった。
これは、want to が、have toに変わってしまった事象と言える。この切替は突如としてやってくる。そしてナチュラルに移行する。脳は愛すべきアホだ。その移行に時として気付かない。have toの思考に切り替わったのにも関わらず、そのまま、苦を感じ続ける。
have toの思考に変わってしまってないか?定期的に、客観的に、見直し、手放すことが肝要である。確かに当初はwant toでその目的を本気で達成したいと思った。だが、今は違う。have toの思考になって、苦を感じるならば、舵を切るべきである。
自己一貫性バイアスに因われてもいけない。初志貫徹なんて言葉に因われてはいけない。初志貫徹は結果論だ。初めから目指すものではない。なんやかんやで、そうなった。それって世間的に偉いの?ラッキー!褒めて褒めて。ってな感じのオマケだ。
不要に脳内メモリを占領している、あなたにとってのストームトルーパーは無いだろうか?
(※)ストームトルーパー
ストームトルーパーは、アメリカのSF映画『スター・ウォーズ』シリーズに登場する銀河帝国軍の機動歩兵。ダース・ベイダーやヨーダ、R2-D2、C-3POなどと並ぶシリーズのシンボル的なキャラクターである。 ウィキペディア